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エンジニアへのキャリアチェンジ転職に必要な自己分析と他己評価

「他己評価」と「自己評価」で分析しよう!

特集

歪んだ自画像

人間誰しも、自分に対する評価は甘くなりがちです。例えば心理学の実験で、「自分を平均以上のドライバーだ」と評価している人は、全体の半数を優に超えているという結果が出ていたり、あるいは夫婦の共同生活に対する自分の貢献度について、夫と妻の両方を足すと100%を超えるという結果が出ていたり、というのはささやかなその一例にすぎません。
自分を贔屓目に見るというのは、ある程度致し方ないとしても、これから転職をしようという人の場合には、事情が異なります。というのも転職に際して、自分を評価するのは正に自分を知らない他人であって、しかも応募者は自分一人ではないのです。つまり客観的な自己認識がなければ、転職の成功は難しくなるのです。
またそもそも今の職場環境や業務内容や、その他諸々に不満があって転職を考える場合であっても、実際には自分が期待するような評価を受けることができないために、自分自身を顧みることなく、自分の外にその原因を求めているだけかもしれません。自分に対する客観的な評価というのは、中々得難いものであり、また得られたとしても受け入れ難いのが通常です。
しかしだからといってそのまま突っ走ると、人生を棒に振るかもしれません。ここは厳しくても、客観的な他者からの評価、すなわち自己評価に対する他己評価とでもいうべきものを、知る必要があるのです。

他己評価には二通り

ここで他者という時、自分をよく知っている人と、あまりよく知らない人との両方が存在します。普段から親しく付き合っており、自分をよく知っている人からは、物の考え方やこれまでの成功も失敗も含めて、かなり深い洞察を得られるでしょう。一方、自分のことをあまりよく知らない人からは、情報が少ない分、ざっくりとした評価が得られます。この両方を併せることで、より客観的な他己評価になるのですが、そのためには両者それぞれに、目的を告げた上で、同じ質問をすることです。質問事項は、「(自分のことを)どのような人間だと思うのか」及びその理由、「(自分の中の)好きな面と嫌いな面」、「(自分の)第一印象と今の印象との違い」、「(自分との間における)コミュニケーションの特徴」、「(自分に対して)尊敬できる点と改善して欲しいと思う点」、「(自分と)同じタイプだと思う人」を具体的に挙げてもらう、などです。

他者の評価も変化

このような他己分析のための貴重なデータを収集した後は、冷静かつ客観的にそれを見つめることです。そしてそれを真剣に受け止めるのであれば、より良い自分に変わることができますし、他者からの評価も変化します。つまり他己分析は固定的なものではなく、変化するものなのです。

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キャリアチェンジのリスク

異業種へのキャリアチェンジは、通常の転職以上に慎重に考えなければなりません。まずは今の仕事で不満な点を、転職以外の方法で解決できないか考えましょう。どうしてもキャリアチェンジするのであれば、リスクを理解しておく必要があります。それはすなわち金銭的・時間的にコストが掛かる上に、転職後に収入が下がるリスクや、能力が未知数であるリスク、そして人間関係を新たに築き直すリスクや新たなストレスに晒されるリスクの他に、年齢的なリスクもあります。

稼げる人の特徴とは?

いくらエンジニアが人材不足とはいえ、稼げるフリーランスには特徴があります。フリーランスは良くも悪くも自分次第であり、客観的に自己分析できなくては、クライアントとの良好な信頼関係を築くことは難しいのです。そして自分の市場価値を考えて、売り込み方を知っており、環境の変化を先取りするなど市場価値を高める努力を怠りません。危機感も強く、エンジニアであっても一つのプログラミング言語に満足せず、複数習得して守備範囲を広げる備えをしています。

20代後半がベスト!

せっかく苦労して就職したというのに、若者が早々に会社を辞めてしまうという嘆きがあちこちで聞かれます。しかしその中でも「石の上にも3年」で、20代後半にもなれば、社会人としての基礎は身に付き、これからのキャリアを腰を据えて考える時期でしょう。仮に同業種ではなく、他業種への挑戦というキャリアチェンジを考えるのであれば、この20代後半までがチャンスです。というのもその先になると結婚や子育てや親の介護など、様々な環境の変化もあり、また体力的にも年齢的にも難しくなるからです。

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